先日「ベビーカーたたんで」の都バス放送、流す理由は「ご意見対策」?という見出しの記事を見つけました。
https://www.asahi.com/articles/ASR7F3HNKR75OXIE01L.html
子供たちがまだ小さい頃、我が家もよくベビーカーでバスや電車を利用しました。特にバス利用は混み具合が気になったり、ノンステップバスかどうかを気にしたりと色々気をもみましたが、一番引っかかっていたのは、バスの車内で流れるアナウンスの内容でした。
「混雑時にはベビーカーをたたんでのご利用を、ご協力お願いいたします」
というもの。子供だけではなく抱っこ紐やオムツ、着替え、離乳食など様々な荷物を載せているベビーカー。混んできたなと思ってすぐにたためるものではないです。というか不可能に近いと思っていました。
様々な少子化対策が考えられているのだと思いますが、こういう日常の小さな一つ一つの場面でお父さんお母さんを苦しめないことも本当に大事だと思うのです。子育てしやすいなと思える環境というのは少しの工夫が積み重なって築き上げられていくのだと思います。
そんなことを思いながらいつもバスを利用していたので、この記事が目にとまりました。
記事によると「ベビーカーだけ特別扱いするのか」「混雑時はベビーカーを乗せないで」などといった声が寄せられることがありその対策のための放送だということ。国交省が「たたまなくていい」とした2014年より前からこのアナウンスは続いているそう。
バス会社側としては、乗車後に混雑してきたとしても、たたむ必要はない、たたむのは危険でもあり、想定していないと思っているというのです。
今回の記事を読んで、なぜあんなアナウンスが流れているのかという理由がわかりなるほどとは思ったのですが、、、やはり苦情は苦情として受け、アナウンスはやめてもらえたらいいのにというのが感想です。
そうしたらどんなにたくさんのお父さんお母さんの気持ちが楽になるかわかりません!