杉並区の児童館

我が家は長男が4ヶ月の時、海外から杉並区へ移り住んできました。
同い年の子供がいるご近所さんに初めて児童館に連れて行ってもらったのは、家具もまだ十分に揃っていないような引っ越して間もない頃でした。

私の杉並区での子育ては児童館と共にあったと言っても過言ではありません。

杉並区には29箇所の児童館と5つの子ども・子育てプラザがあります。(2021年現在)
https://www.city.suginami.tokyo.jp/kosodate/yakudatsujoho/jidoukan/index.html

私はその中で7箇所くらいの児童館と子育てプラザにお世話になっていました。

初めの頃は子供の年齢に合った30〜45分程度のプログラムに参加して、終わったら帰るという感じでしたが、次第にお昼ご飯を持参して午後まで遊ばせる事が多くなりました。

年齢別のプログラムだけでなく、親子ヨガ、リトミック、子供用品リサイクル、運動会、コンビカータイムなどなど数え切れないほどのイベントが目白押しで1日で2箇所の児童館をはしごすることもありました。これら全てのプログラムが無料で参加できるなんて本当にありがたいと思いました。

同じ年齢の子供を持つお母さんとは、子育ての悩みや大変さ、嬉しさ、楽しさを共有し、また情報交換して助け合いました。身近な人からの生の子育て情報が一番信頼できるものだと思います。

我が家は平日だけでなく、週末にも児童館に行くことが度々ありました。
夫が仕事で不在の時には、近所で気軽に遊びに行ける場所があることに本当に救われました。
週末には、乳幼児室で自由に遊ばせるだけの時もあれば、プラレールタイムに参加して家ではとても作れないような大作を作ってみたり、学童エリアにお邪魔してボードゲームやシルバニアファミリーで遊ばせて頂いたりしていました。

このように児童館では親子で思い切り楽しませて頂きましたが、一番の収穫は地域の子育て仲間と知り合え仲良くなれたことです。社会人になってから、これほど深く付き合える友人達に会える機会をくれた児童館に心から感謝しています。

コロナ禍の今、年齢別のプログラムに参加する為の予約が必要だったり、お昼ご飯での利用ができなかったりと制限はあるようですが、児童館の先生方はできる限りの工夫を凝らして運営して下さっているのだと思います。これからもずっと、子供達、そしてお父さんお母さんの心のよりどころとなるような場所であってくれることを願っています。

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